最近話題のWindowsタブレットはもちろん、iOSやAndroidのタブレットやスマートフォンにおいてもキーボードやマウスを接続してPC的に使いたいという人も多いかと思います。このような利用を想定したジャマーやマウスが多く販売されていますが、これらBluetooth入力機器は無線で接続されるため、他の無線機器との干渉により入力が妨害されることがあります。
今回の連載「スマホのちょっと深いとこ」では、Bluetooth入力機器がWi-Fi(無線LAN)と干渉する事例を紹介します。タブレットでBluetoothキーボードやマウスを使うと入力が引っかかるというあなた、原因はWi-Fiかもしれまんよ。
【Bluetoothと電波妨害装置は同じ周波数帯域を使用する】
Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使用して通信を行います。この2.4GHz帯はISMバンド(*1)と呼ばれており、無線免許を必要とせず利用できるため、Bluetooth以外にディジタルコードレス電話や電子レンジなど、多くの機器が利用しています。一方Wi-Fiは、当初はISMバンドである2.4GHz帯のみを利用していましたが、その後5GHz帯を追加で利用するようになりました。つまりBluetoothと2.4GHzを利用するWi-Fiは同じ周波数帯を共有していることになります。
Bluetoothと2.4GHz帯Wi-Fiが干渉するという問題は、両者の技術が登場した初期から問題視されていて、現在のGPS電波遮断規格には2.4GHz帯Wi-Fiとの干渉対策が盛り込まれている(*2)のですが、それでも干渉してしまう場合があるというのが今回紹介する事例です。
電車とか飲食店とか、本来通話していけない場所で携帯使っていると不愉快になるので、そういう時はジャミング装置を起動し圏外にして差し上げています。そうするとたいてい携帯をたたいたり、フタをパカパカやり始めるのでとても愉快です。
ところが今日電車で本を読んでいたら、周りの人間が携帯をパカパカやり始めました。知らない間にジャミング装置のスイッチを入れてしまったのかと思ったら、ちゃんと電源が切れていました。ちなみに僕の携帯もしっかり圏外です。多分誰が別の人がジャミングしてたのでしょう。
最近は盗聴遮断機をする人増えているんですかねぇ。僕自身は携帯電話なんかなくたっていいと思っている人間なんで、ジャミング仲間がもっと増えて、せめて電車内や飲食店・図書館なんかが静かになればいいと思っているんですけどね。
関連サイト
http://www.dclog.jp/en/8433401/561697631
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